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産業・経済

令和2年度第2回「秋田県の人材を育てるために行動する社長会議」を開催しました!

 令和2年12月9日(水)午後3時からイヤタカにて今年度2回目となる「秋田県の人材を育てるために行動する社長会議」を開催しました。
 管内企業14社が参加した会議では、前半で秋田県就活情報サイト「KocchAke(こっちゃけ)」の企業情報のブラッシュアップをテーマに、県移住・定住促進課から「こっちゃけ」の機能や利用状況、企業ページの良い事例などを情報提供してもらい、その後、意見交換を行いました。

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 意見交換では、次のような意見が出されました。
○ 各企業がページを充実させるほか、「こっちゃけ」自体のPRを県にもっと頑張ってもらいたい。
○ 「こっちゃけ」経由でのインターンシップへの申し込みや求人に対する応募が増えて企業が効果を実感できれば、企業ももっと努力するのではないか。

 後半は、秋田県立大学で学生の就職支援をしているキャリア支援チームの担当者から、今年度の就職状況や学生の考え方等について情報提供をしていただいた上で、意見交換を行いました。
 意見交換では、次のようなPR方法やPR対象等に関する意見が出されました。
○ 採用面では大手ゼネコンにかなわない。県内で勉強しているなら県内で仕事をするという意識付けをしてもらえないか。
○ 学生へのアンケートによると県内就職を検討しなかった学生が半数以上いる。学生に対する働きかけやPRが必要ではないか

また、県立大学からの情報提供として、次のような話をしていただきました。
○ まともにPRすれば大手に学生を持っていかれる。県内企業は最初から最後まで仕事に関われるのが魅力など大手にない魅力で対抗してはどうか。
○ インターンシップから応募・選考に結びつく例が多い。今年はコロナで夏休みにインターンシップを開催できなかったと思うが、春までに複数回開催するのが主流。参加した学生には継続的にアプローチしてほしい。
○ 12月から大学3年生に対する求人票の公開を開始している。早めの動き出しも大事である。

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 「こっちゃけ」については、県内就職を希望する学生にとって重要なツールとなっており、学生から企業へアプローチしやすくなる環境を作っていきたいと思います。
 大学生の採用活動については、効果的な時期に効果的な取組を行う必要があることから、今回の情報提供を活かして活動を行うとともに、今後、県内企業の魅力の伝え方、学生の価値観を変えるため、大学生に県内企業の魅力を伝える場の設定を検討していきたいと考えています。





by sankeibu | 2021-02-24 09:06 | 産業・経済

『秋田県庁 産業労働部だより』をお届けします。あきたの産業や経済に関する最新の話題をご紹介します。年4回(5月末、8月末、11月末、2月末)発行


by 秋田県産業労働部