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あきたの物産品

「秋田杉桶樽サミット」が秋田市において開催されました

 国指定の伝統的工芸品「秋田杉桶樽」の素晴らしさを見直し、その歴史や利用効果について広く共有するとともに、桶・樽を含めた木材利用の促進を図ることを目的に、10月20日(日)に、秋田市の秋田拠点センターアルヴェを会場として「秋田杉桶樽サミット」が開催されました。
 会場では、秋田県立大学の足立幸司准教授が「秋田杉の桶や樽を科学する」、新政酒造株式会社の佐藤祐輔社長が「醸す桶樽」と題して基調講演を行い、その後、足立准教授、佐藤社長、株式会社花善の八木橋秀一社長、有限会社石孫本店の石川果奈専務、株式会社強首樅峰苑の小山田優専務、秋田杉桶樽協同組合の清水康孝理事長、秋田県銘木青年会の瀬川貴志会長の7人によるパネルディスカッションも行われました。
 また、この他に、桶樽製品の展示や製作実演、おひつご飯の試食、樽の鏡割り体験などの催しも行われ、大勢の来場者で賑わいました。
 県では、「秋田杉桶樽」を含め、県内の伝統的工芸品産業の振興に、引き続き、取り組んでまいります。


【秋田杉桶樽とは】
 大館市、能代市等で生産されている国指定の伝統的工芸品です。
 秋田杉を使用した桶や樽は、古くから暮らしの必需品として親しまれてきました。
 秋田杉桶樽は、素材としての秋田杉がもたらす木目の美しさと木の香りのほか、吸湿性や断熱性もあり、これらは大量生産品にはない大きな特長となっています。



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by sankeibu | 2019-11-29 09:10 | あきたの物産品

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