平成24年9月25日(火)に、(公財)あきた企業活性化センターと秋田県発明協会、秋田県の共催で、知財人材育成セミナーを開催しました。
セミナーには、県内企業等から約40人が参加しました。
講師の土生弁理士は、これまでに1000社を超える中小企業の支援を行ってきたとのことで、講演では、それら多くの事例を交えながら、
「特許をとったからといって売上に直結するものではないのが現実」
「中小にとっては、模倣の防止等排他性より、販路開拓や独自性のPRに意義」
「知財は経営の手段。自社の強みを見える化して、うまく使って会社を元気に」
等のお話がありました。
◇講演テーマ「知的財産の力を経営に活かそう!!」
~中小企業の事例に学ぶ会社を元気にする秘訣~
講師:弁理士 土生 哲也氏
《講師プロフィール》
1989年、京都大学法学部卒。日本開発銀行(現・(株)日本政策投資銀行)と同行系統のベンチャーキャピタルで、知的財産権担保融資などのベンチャーファイナンスを主に担当した後、2001年に独立して土生特許事務所を開業した。
IT関連の知財実務に携わる他、特許庁、関東経済産業局、九州経済産業局等で中小企業の知財戦略に関する委員会の委員を歴任、知財を経営に活かす先進的な中小企業の事例調査のとりまとめを担当した。
