秋田県産業労働部だより
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『秋田県産業労働部だより』をお届けします。あきたの産業や経済に関する最新の話題をご案内します。
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熊谷 譲 食品産業振興統括監からご挨拶
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 こんにちは、食品産業振興統括監の熊谷です。

 皆さんは、最近「甘酒」を飲む機会があったでしょうか。小正月行事のかまくらや、ひなまつりなどで頂くものだと思っていましたが、最近は年間を通して、スーパーやコンビニなどでよく見かけます。「飲む点滴」とも言われており、既に調味料として定着した塩麹ブームに引き続き、甘酒などの麹ブームが女性を中心に続いているとのことです。

 皆さんご存じのように、秋田は、雪深い冬の期間が長く、食品を長く保存する必要があったことから、麹を多用する味噌、醤油、漬物、日本酒のほか、納豆やしょっつる等幅広い発酵食文化が発展してきました。この麹文化をさらに全国に広めることができるように、県総合食品研究センターでは、平成22年から4年間かけて新しい麹菌の開発に取り組み、その結果、甘味が強く、すっきりとした味わいの麹菌を開発することができました。県では、この麹に「より、あめぐ」という思いを込めて「あめこうじ」という愛称を付け、ロゴマークも制定して、その活用促進と新商品の開発について支援活動を行っています。

 この「あめこうじ」の特長は、従来のものよりも褐変性が低いことから、より白い発色となり、またこの麹でつくった甘酒は、従来品より甘味が強く、スッキリした味わいとなります。このような特性を持っていることから、漬け物などの加工食品に留まらず、甘味素材として、お菓子などへも応用できる麹であることがわかりました。

 平成26年度からは、この麹を活用した新商品の開発に取り組んでおり、平成28年度現在、4社が甘酒を製造販売するとともに、どぶろく製造が2社、加工品製造が4社、スイーツ等の製造が2社、化粧品製造が1社と、年々新しい商品が開発され、その販売額も、26年度の約1300万円から、27年度は約2500万円、28年度は約4400万円と、順調に増加しております。

 全国的に麹や甘酒ブームが続く中で、首都圏等の商談会を通じて「あめこうじ」の特徴が注目され、県外からの多くの注文に応じきれない状況が続いており、県でも、研修会などを通じて技術レベルの向上支援や新商品の開発支援に引き続き取り組んでおります。
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 「あめこうじ」に関する情報は、「あきた発酵ミュージアム」で検索していただければ、HPにアップされておりますので、是非ご覧になってください。

 この4月には旧暦のひなまつりの機会もありますので、皆様方も是非召し上がってみてください。スッキリした甘さに癒やされますよ。
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# by sankeibu | 2017-03-30 14:45 | 幹部ご挨拶
【課長ペンリレー】産業集積課長 猿田 和三

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 早いもので平成28年度が終わろうとしています。皆様には益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。今回は、今年度下半期の誘致認定を振り返ってみたいと思います。

 11月7日、羽後町に進出する株式会社 村田指月FCソリューションズを認定しました。同社は、電子部品大手の㈱村田製作所とコンデンサを得意とする㈱指月電機製作所の合弁会社として、両社の技術を融合し小型・高耐熱フィルムコンデンサの開発・製造を行います。
 今後、高耐熱・小型軽量化が求められる車載市場をターゲットとし、平成30年からの量産・販売開始を目指しており、秋田指月㈱の隣接地での工場建設に向けて準備が進められております。雇用数は55名を計画しています。

 11月28日、鹿角市の山口電機工業株式会社秋田第二工場を認定しました。同社は、自動車電装品メーカーとして長年の実績を有し、自動車用イグニッション(点火装置)パーツ、バックアラーム(後退警報器)、各種スイッチ照明器具、エレクトロニクスパーツなど幅広い製品を開発・製造・販売しています。
 主力製品のひとつである自動車用イグニッションパーツの受注の増加が見込めるため、市内で新たに空き工場を賃借し、まずは1ライン構築し、雇用数は10人を計画しています。

 1月13日、株式会社プレステージ・インターナショナル秋田県横手BPOキャンパスを認定しました。同社はコールセンター業務における「付加価値サービス」のパイオニアであり、単なる電話代行にとどまらず、顧客の業種分野ごとの専門的知識・ノウハウを付加したサービスを提供しています。
 平成15年の秋田BPOセンター(現WEST棟)開設を皮切りに、平成19年のEAST棟、平成24年のサテライト棟、平成26年のにかほブランチ設置など、順調に事業を拡大してきましたが、更なる業容拡張に向けて横手第二工業団地への立地を決定しました。雇用数は500名を計画しています。

 2月2日、由利本荘市の株式会社シオン秋田工場を認定しました。同社は、官公庁等の制服や作業服を受注・製造しております。
 今後の業界環境がより厳しくなることに対応し、工場・倉庫の集約化を進めるため、由利本荘市から土地を購入、効率的な生産体制と経費節減、製品管理・従業員環境の向上を目的に、秋田工場と秋田第2工場を集約して新たな工場を建設します。雇用数は40名を計画しています。

 3月21日、秋田市の株式会社日本財託管理サービス秋田コールセンターを認定しました。同社は、首都圏でマンション販売を手がける株式会社日本財託から賃貸管理部門が独立し、賃貸管理専門の会社として平成12年7月に設立されています。
 日本財託グループでは、都内2,000社以上の不動産仲介業者と提携し、マンションの賃貸・管理・仲介事業を行っておりますが、同社の賃貸管理における物件管理戸数は年々増加しております。こうした顧客からの問い合わせに対する業務の効率化を図るため、専用窓口として、同社初の分拠点となる秋田コールセンターを開設することとしたものです。雇用数は21名を計画しています。

 同じく3月21日、秋田市のエア・ウォーター・メディエイチ株式会社秋田サテライトセンターを認定しました。同社は、医療事業も手掛ける産業用ガス最大手のエア・ウォーターグループにおける滅菌事業の中核的企業でありますが、委託する医療機関が増加しているため秋田県内における滅菌業務の拠点となるサテライトセンターを、新たに秋田市内に開設することとしました。
 開設場所は秋田新都市(大杉沢工業団地)内で、雇用数は16名を計画しています。

 今年度は、12件の認定ができました。新年度も県、市町村、関係団体が一体となって本県の誘致活動と立地環境の向上に取り組んでまいります。どうぞ皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

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# by sankeibu | 2017-03-30 14:44 | 幹部ご挨拶
平成29年度 企業支援施策説明会を開催します

 平成29年度の企業支援施策の周知を図るための説明会を、県内4会場で開催します。
 本説明会にて、県等が行う支援施策をご理解頂き、事業活動の中で積極的に活用して頂きたいと考えておりますので、多数のご参加をお待ちしております。

【開催日時及び開催場所】

 ・4月10日(月)13:30~15:30
  横手市平鹿生涯学習センター 多目的ホール
  (横手市平鹿町浅舞字覚町後140)

 ・4月11日(火)13:30~15:30
  大館市立中央公民館 2階視聴覚ホール
  (大館市字桜町南45-1)

 ・4月12日(水)13:30~16:00
  秋田県庁第二庁舎 8階大会議室
  (秋田市山王三丁目1-1)

 ・4月13日(木)13:30~15:30
  本荘由利産学共同研究センター 2階研修室
  (由利本荘市川口字大覚182)

 ※各会場とも説明終了後、個別相談に応じます。

【説明を予定している主な施策】

 ・起業、創業支援について
  「あきた起業促進事業」

 ・新製品、新技術開発支援について
  「あきた企業応援ファンド事業」

 ・販路開拓、取引拡大支援について
  「情報関連産業振興事業」

 ・海外進出支援について
  「県内企業海外展開支援事業」

 ・競争力強化支援について
  「がんばる中小企業応援事業」

 ・設備投資等支援について
  「あきた企業立地促進助成事業」
  「秋田県機械類貸与制度」   など

 開催内容の詳細や申込方法については、こちら をご覧ください。

【問合せ先】
 秋田県 産業労働部 地域産業振興課 企業支援班
 TEL:018-860-2225 FAX:018-860-2590


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# by sankeibu | 2017-03-30 14:43 | 産業・経済
「地熱エネルギー多面的利用シンポジウム」を開催しました

 「地熱エネルギー多面的利用促進コンソーシアム」の活動の一環として、平成29年3月13日、県民の地熱エネルギーに対する理解促進を目的に、「地熱エネルギー多面的利用シンポジウム」を開催し、100名を超える方々が参加しました。

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 シンポジウムでは、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の地熱部部長 西川信康氏による国内の地熱開発の動向と地域共生の事例に関する講演のほか、地熱エネルギーの利活用について、温泉事業者、商工団体、農業団体、地熱開発業者によるパネルディスカッションを実施しました。
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 パネルディスカッションでは、地熱を活用して栽培した農作物の温泉地への供給や、体験型観光への地熱利用など、様々な意見が出されました。


【参考】
 「地熱エネルギー多面的利用促進コンソーシアム」について

  県内外で実施されている地熱資源を活用した地域振興事例や利用技術を調査し、
  地熱資源の利活用に対する知見を深めながら、県内での地熱資源による新たな
  地域振興策を検討するため、平成28年7月に設立しました。


【問合せ先】
 秋田県 産業労働部 資源エネルギー産業課
 TEL:018-860-2281 FAX:018-860-3869
 E-mail:shigen-ene@pref.akita.lg.jp



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# by sankeibu | 2017-03-30 14:43 | 産業・経済
株式会社マツザワの「電動型硬さ試験機」が日本機械学会東北支部技術研究賞を受賞!

 株式会社マツザワが秋田県産業技術センター、秋田工業高等専門学校、国立大学法人秋田大学と共同研究した「電動型硬さ試験機の開発」が平成28年度日本機械学会東北支部技術研究賞を受賞しましたので、お知らせいたします。
 本賞は毎年1件表彰されるもので、表彰式は3月14日に東北大学工学部 青葉記念会館で行われました。

【電動型硬さ試験機】
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 「錘を用いて押し込む機構」を新開発した「モータによる力制御機構」に変えることにより、生産ラインの工作機械などからの振動外乱にも影響されずに試験ができるようにした技術が表彰されました。

 従来まで鉛直下向きの試験荷重が必須でしたが、任意の方向に試験力を変化させることが可能となり、複雑な形状に合わせて試験が可能となります。

 受賞技術を搭載した電動型硬さ試験機は、従来型に比べて3分の1の大きさで、重量も90kgから30kgにスリム化し、容易に装置の可搬と任意の姿勢が可能となったため、従来までと異なる用途にも評価され、引き合いが増えています。


【製品カタログ】
http://www.matsuzawa-ht.com/support/catalog2016/Ria_catalog_j&e.pdf
◇本技術研究についての取材を常時受け付けております。


【問合せ先】
 秋田県産業技術センター
 TEL:018-862-3414 FAX:018-865-3949


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# by sankeibu | 2017-03-30 14:42 | 産業・経済
平成29年3月21日付けで、2事業所を誘致認定しました
【平成28年度 第11回 誘致企業認定】

 株式会社日本財宅管理サービス(本社:東京都新宿区)及びエア・ウォーター・メディエイチ株式会社(本社:東京都品川区)が秋田市に開設の事業所を、それぞれ県の誘致企業として認定しました。
 平成28年度の企業誘致認定は今回で12件と、平成4年度以降では、平成19年度と並び最多となりました。


 ・進出企業の概要(PDF)

  株式会社日本在宅管理サービス 秋田コールセンター

  エア・ウォーター・メディエイチ株式会社 秋田サテライトセンター


【問合せ先】
 秋田県 産業労働部 産業集積課
 TEL:018-860-2250 FAX:018-860-3869
 E-mail:yuuchi@pref.akita.lg.jp

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# by sankeibu | 2017-03-30 14:42 | 産業・経済
秋田県情報関連企業ガイドブックについて
 この度、県では、県内の情報関連企業66社について掲載した「秋田県情報関連企業ガイドブック」を作成しました。

 各社の事業内容、製品、特長等を紹介していますので、県内企業についてお調べの際は、お役立てください。

 なお、掲載企業は随時追加しますので、企業情報の掲載につきましては、次のリンク先をご覧ください。


 ※ガイドブックのダウンロード先は こちら


【問合せ先】
 秋田県 産業労働部 商業貿易課 情報産業班
 TEL:018-860-2245 FAX:018-860-3887
 E-mail:com-tra@pref.akita.lg.jp


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# by sankeibu | 2017-03-30 14:41 | 産業・経済
県内企業が日本・世界に誇る優れたものづくりを紹介します

 秋田県庁第二庁舎1階「ものづくり展示ホール」では、世界・全国レベルで評価される優れた製品や技術を生み出す企業の紹介・展示をしています。

 今回は、その中の企業の一部を紹介します。(なお、写真等で紹介している製品の中には「ものづくり展示ホール」に展示していない製品もありますので、ご注意ください。)


<山本エリア>
能代オリエンタルモーター株式会社


 同社は、1991年に精密小型モーターメーカーであるオリエンタルモーター(株)の関連会社として、モーター製品を構成するケースやファンフレームのダイカスト事業を担い、より一層の精密加工製造を実現するよう設立されました。


 精密小型モーターの市場は、産業・医療・食品・自然エネルギー・交通など、世界中に広がっています。また、モーターに対する時代の要求は、高精度・高強度・長寿命・省スペースなどさまざまです。
 
 こうした時代の要求に対応するため、同社は金型設計、ダイカスト、塗装、加工の一貫生産を能代工場で行い、オリエンタルモーターのスピーディな製品開発・製造を実現しています。


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 同社では、15,000種類に及ぶモーター・ギヤ・クーリングファン等のアルミダイカスト品の一貫生産や、その基盤となる各種生産技術の開発、ダイカスト金型の設計、製作を行っています。


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 これらの製品は、自動改札機や銀行のATM、病院などの医療機器、食品機械、アミューズメント機器など、さまざまな場所で使用され、地域住民の快適な生活を支えています。


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 世界遺産の白神山地が一望できる自然環境豊かな地は、地元出身の若い社員で活気に溢れています。

 恵まれた自然に囲まれた能代に根ざす企業を目指し、よりよい製品を造り続けるよう一人ひとりが考え、能代から世界への挑戦を続けていきます。


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 以上で紹介した企業の情報は秋田県庁第二庁舎1階「ものづくり展示ホール」で展示しています。是非一度足を運んでみでください。
なお、「ものづくり展示ホール」で展示している企業・製品は予告なく変更される場合がありますので、ご了承ください。


【問合せ先】
 秋田県 産業労働部 産業政策課
 TEL:018-860-2214 FAX:018-860-3887
 E-mail:sansei@pref.akita.lg.jp



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# by sankeibu | 2017-03-30 14:40 | 産業・経済
平成29年1月分 県内経済動向調査結果
産業政策課で毎月実施している、県内経済動向調査結果

平成29年1月分については、こちら からご覧ください。

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【問合せ先】
 秋田県 産業労働部 産業政策課
 TEL:018-860-2214 FAX:018-860-3887
 E-mail:sansei@pref.akita.lg.jp



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# by sankeibu | 2017-03-30 14:39 | 経済動向調査
4月の観光・イベント情報

下記のイベントを含む県内の観光イベント情報と内容の詳細は
秋田県観光総合ガイド「あきたファン・ドッと・こむ」をご覧ください。


*金浦市(にかほ市)
 イベント期間:2017年04月01日


*ジャズ&ポップス・ジョイントコンサート「潟の春カーニバル2017」inサンルーラル(大潟村)
 イベント期間:2017年04月01日


*ジャジャシコ祭り(大館市)
 イベント期間:2017年04月03日


*森吉山ピステンツアー(北秋田市)
 イベント期間:2017年04月03日 ~ 2017年04月28日


*由利本荘春の花巡り2017 桜・菜の花まつり(由利本荘市)
 イベント期間:2017年04月12日 ~ 2017年05月07日


*星辻神社だるままつり(秋田市)
 イベント期間:2017年04月12日 ~ 2017年04月13日


*由利本荘春の花巡り2017 本荘さくらまつり(由利本荘市)
 イベント期間:2017年04月14日 ~ 2017年04月23日


*道の駅の日(由利本荘市)
 イベント期間:2017年04月23日


*世界の花火、日本の花火(大仙市)
 イベント期間:2017年04月25日 ~ 2017年04月29日


*BM-1グランプリ(北秋田市)
 イベント期間:2017年04月28日


*由利本荘春の花巡り2017黄桜まつり(由利本荘市)
 イベント期間:2017年04月29日 ~ 2017年05月21日


*ハーブワールドAKITA GWフェア(由利本荘市)
 イベント期間:2017年04月29日 ~ 2017年05月07日


*くまくま園オープン(北秋田市)
 イベント期間:2017年04月29日 ~ 2017年11月12日


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# by sankeibu | 2017-03-30 14:38 | 観光・イベント
高橋 靖弘 新エネルギー政策統括監からご挨拶

a0133583_15074293.jpg ここ数年、沿岸部をドライブすると、大きな風車がゆっくりと回っている風景をよく見かけるようになりました。県内にどれだけ風力発電施設があるのか、最新の状況を取りまとめたところ、1月末でちょうど200基、出力の合計で35万3千kWとなりました。

 日本風力発電協会が先月公表した資料(今年度末基準)によれば、本県は、単年度の発電増加量が3年連続で全国トップ、合計出力でも北海道を上まわり全国2位となる見込みです。3年前は約15万kWでしたから、この3年間で2.3倍と、この間にいかに増加したかがよくわかります。

 なぜ、このように急激に増えたのでしょうか。

 その理由は、なんといっても本県の風況の良さです。北海道から秋田に至る日本海側は年間を通して風が強く、国内屈指の風力発電の適地となっています。

 特に冬の秋田は北西の風が厳しく、昔から沿岸部を中心にその風に苦しんできたところですが、裏を返せば大きな自然エネルギーが存在するということであり、今となっては本県の誇る貴重な財産です。

 風力発電は、高いポテンシャルを持つ本県の風という資源を活かした、秋田ならではの地方創生の取組といえるのではないでしょうか。

 こうした発電事業は、運転を開始してからの質の高い保守管理が重要であり、そのためには現地での保守要員の確保が必要となります。したがって、建設時に大きな経済波及効果を生むだけでなく、運転開始後は地元に長く雇用を生み出すことになります。

 そのため、県では産業振興の重点施策のひとつとして、風力など新エネルギー関連産業の振興に力を入れてきたところです。

 たとえば、県内企業を対象に、県の管理する土地で風力発電事業者を公募したり、各種研修会や様々な事業の立ち上げ支援などを行っており、以前はほとんどが県外事業者によるものでしたが、最近は県内企業の参入が進み、これまでに運転を開始した施設のうち、約1/3の事業に県内企業が参画するまでになりました。

 中でも昨年12月に運転を開始した能代市の「風の松原風力発電所」は、約4万kWという大規模な施設ですが、この事業は100%地元資本で進められています。また、地元資本が中心となった大規模な風力発電所の建設は、来年度以降も予定されており、県では引き続きこうした県内事業者の参画を支援してまいります。

 さらに、今後はより風況に恵まれた洋上に広がる見通しであり、現在、本県の沖合3カ所で洋上風力発電所の建設計画が進められています。このうち2カ所は秋田港と能代港の港湾区域であり、管理者である県の公募によって選定された企業が県内企業を含む事業体を立ち上げ、事業化に向けた調査を進めています。

 事業化に当たっては、しっかりとした環境アセスメントや景観への配慮、地元の方々の合意等十分な準備と配慮が必要なことはもちろんであり、県としては、こうした点に目を配りながら、引き続き風力発電の導入を進めていくとともに、これまでの集積効果を活かしたメンテナンス拠点など関連産業が立ち上がっていくよう努力してまいりますので、引き続き、皆さまのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。 


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# by sankeibu | 2017-02-24 10:21 | 幹部ご挨拶